佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【オオアザメシ】vol.14 子どもたちの母であり姉であるメシ

町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?

明けましておめでとうございます。大字基山編集部、大山です。

長らくお休みを頂いていた、基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。2019年1月、再始動です。

今年も町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきます。

今回のメシはこちら

おっ、某コンビニエンスストアのメシですね!

中身は

  • メロンパン
  • おにぎり(辛子高菜味)
  • 唐揚げ

甘いも辛いも、そしておかずまでも両立させた、見事な合わせ技ランチです。

食べる人

普段お仕事をしている、大好きな”家”の前でニッコリ

今回の食べる人は、基山町宮浦に位置する、鳥栖・三養基地区唯一の児童養護施設 洗心寮の保育士、中須さん。さまざまな事情で、家族との別離を余儀なくされた子どもたちを母や姉のように支え、7年目になります。

3棟の家からなる洗心寮。木のぬくもりに溢れた室内

洗心寮の保育士は、3交代制の勤務。日夜問わず、子どもたちの心に寄り添うことが要求されるハードなお仕事です。中須さんは、子どもたちとの生活の中で「その子にとってより良い生活、より良い人生とは何か」と模索する日々だそう。

「寮での印象的な出来事は?」の問いには、「すべての子とのエピソードが印象的。たくさんありすぎて…」と愛あふれる答えが。

子どもたちにとって一番身近な存在である保育士としての毎日は、彼ら彼女らの成長を間近で感じられ、喜びや楽しさに満ちているとのこと。

中須さんの”定位置”はキッチン。子どもたちと一緒に片付けをしたり、カウンター越しに会話をしたり。そこには、当たり前の日常があります。

中須さんが保育士を志したのは中学の頃。ベストセラー「”It”と呼ばれた子」(デイヴ・ペルザー著)を読み、衝撃を受けたのがきっかけとか。「子どもと密に、かつ長期的に関われる仕事がしたい」と現在のお仕事である、児童養護施設の保育士となりました。

開放的な中庭に面した軒下には干し柿が。子どもたちがモミモミして美味しそうに仕上がっています。

子どもたちの家族の一員として、充実した日々を送っている中須さんですが、プライベートでは旅行大好き女子。九州近辺を中心に、あちこち行かれているようです。特に、京都は格別だったとのこと。よろしおすな!

これから挑戦したいことは、なんと、バンジージャンプだそうです!

ごちそうさまでした

子どもたちへの愛があふれる、母であり姉である中須さんの「メシ」でした!

 

オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。

個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。

SNSでフォローする

メニューは表示されません