佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【歯科・病院情報】重松歯科医院(基山町)

子育てをしている方なら誰もが気になるに違いない、ご近所の小児科・病院情報。

大字基山では、2018年に実施した編集部独自のアンケートにより、実際に「通っています!」の声があった基山町近郊の病院をご紹介しています。

取材の都合がついた順番に更新していきますので、のんびり、気長にこの特集企画にお付き合いください。

重松歯科医院(基山町)

重松歯科の外観

今回取材した基山町の「重松歯科医院」は、平成元年に開院。院長先生は、基山町生まれの基山町育ちです。情報提供してくださった読者によると、「先生の物腰がやわらか」「先生が優しい」とのこと。

診療内容は、一般歯科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・口腔外科など。妊婦歯科検診も受付けています。

場所ごあんない

佐賀県三養基郡基山町宮浦964-1

アクセス

  • 基山町の中央公園から西に50m

診察時間・休診日

  • 診察時間:月~金は9時~13時、14時半~19時/土曜は9時~13時
  • 休診日:日曜、祝日 ※緊急の場合はこの限りではありません。なにかあればお電話OK

お問い合わせ

病院の様子

場所は、基山町中央公園から西に向かって約50m。基山交番の向かい側にあります。

車道からの入口は街路樹に隠れがちで、不慣れな方は見落としやすいかも。少し坂になっていますので、出てくる車に気を付けて入ってください。

ちょっと坂道

駐車場は建物の裏側。10台ほど停めることができます。

駐車場

玄関

玄関は歩道側にあります。院内は靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて入ります。

受付

受付

カウンターで名前を書いて、診察券等を出します。予約優先ですが、電話で空き状況を確認してから来院されても大丈夫とのこと。

さまざまなデンタルケアグッズも、販売しています。子ども向けの可愛いアニマル歯ブラシもありました。

待合室

コンパクトな待合室

シートと畳の待合室。小さなお子さんも、畳があれば安心ですね。大人向けの雑誌が入口近くにあり、畳のコーナーには子ども向けの本や漫画、おもちゃがそれぞれあります。診療の待ち時間には、窓辺で宿題をしている小学生の姿を見ることがあるんだとか。

雑誌コーナー

畳側には幼児向けおもちゃもあります

トイレ

入口から入ってすぐ左側に、トイレがあります。

トイレ入り口

共用の洋式トイレ

大人用のトイレが1つ。スリッパは子ども用もありました。

手洗い場も手拭きのペーパーもあります

診察室

受付を通り過ぎて診察室へ

診察の椅子は4台。明るい窓に向かって座る形になります。

パーティションで仕切られてます

院長先生にお話を伺いました

院長の重松秀樹先生に、お話を伺いました。

——先生のご専門や得意分野はありますか?

虫歯、歯周病の治療は基本ですが、最近は矯正・審美歯科といって歯並びのことや歯をきれいな白に戻すことなどを希望する患者さんが増えていて、悩まれている方に協力できればと思っています。矯正歯科・審美歯科・インプラントの学会にも所属し、研鑽を積んでいます。

——小児歯科についてはどうでしょうか

小さい子に対しては予防を中心に行っていますが、その延長線上で歯並びの話がでてくることがありますね。歯並びについては、保護者の方が気にされて相談されることが多いです。

院長の重松先生

——診察に来られた親子に対して、気を付けていることはありますか?治療方針は?

患者さんにあった診療スタイルを心がけて、無理をさせないようにと思っています。また、虫歯で来院されたお子さんに、いきなり治療はしていません。一緒に「どうしてこの歯だけ虫歯になってしまったのか」原因と、今後予防していくための手立てを考えていきます。子どもも考えるし、大人も考える。そうすると、子どもも「もう虫歯にならないために」自ら協力してくれます。「一緒にがんばっていこうね」と納得してもらって、みんなで治療していくために、目的と説明とこれからのことを話すようにしています。

——これから、かかりつけ医を探そうとしている保護者に一言お願いします。

人として相性があると思っていますので、友人知人からのご紹介でも、やはり直接診療に来られて雰囲気を知って、どうするか考えられてもいいのでは。当院では患者さんに、その方に合いそうな別の歯科をご紹介することもあります。当院をセカンドオピニオンとして利用いただいても、構いません。

毎シーズン、花壇や寄せ植えが綺麗です

——セカンドオピニオンとして診ていただく「だけ」って、本当にいいんでしょうか?

もちろん!もっと他の病院を紹介してほしいという相談でもいいですし、セカンドオピニオンによって安心されたら元の病院に戻っても構わないんですよ。元の病院にはそれまで通り、もし他に行くことになっても特段の連絡は必要ありません。病院側が気になっていたら連絡が来るかもしれませんが、その時には「他に通うことになりましたので」とお話しすればいいのです。患者さん自身が気にすることではありませんよ。

取材を終えて

インタビューの端々から、町への恩返しや来院される方への感謝の気持ちなど、重松先生の細やかな気遣いが伝わってきました。今回の取材も、「少しでも基山町のお役に立てるなら」と受けてくださったそう。

そんな重松歯科には、珍しいことに歯科技工士の方が常勤されています。多くの歯科医院では外注するところ、ここでは院長先生自ら、歯科技工士の津留(つる)先生に患者さんのことを細かに伝え、その人の歯とライフスタイルに合うものを作ります。津留先生が作る入れ歯や詰め物などは、「やはり心がこもっています!」と笑顔でおっしゃっていました。

常勤の歯科技工士・津留(つる)先生と。

「医療技術が進歩しても最後はヒトの心です」とおっしゃった重松先生。診察が終わって退室するときには先生がお辞儀して見送ってくださるエピソードもあったりと、先生の柔らかな物腰と治療方針の隅々にまで、優しさと配慮を感じる医院でした。

SNSでフォローする

メニューは表示されません