頑張った自分へのご褒美。家族とのティータイム。
今日はちょっと特別なおやつ時間にしよう。
そんな時にぴったりな、佐賀県基山町近郊で「500円で買える」ワンコインスイーツ情報をお届けします。
福岡県小郡市にある「御菓子処やかべ」は、昭和36年に創業し、祝い事や仏事などの御菓子でも地元に親しまれている和菓子店です。
近年では、季節だけでなく郷土にちなんだお菓子も登場しており、そのうち「珈琲まんじゅう 傍ら」(税込170円)と「かもなか。」(税込170円)をいただきました。
まずは、平成18年のAGCと全国和菓子協会の共同企画「コーヒーを用いた和菓子コンテスト」で最優秀のグランプリを受賞したという「珈琲まんじゅう 傍ら」。
コーヒー豆の形を模して、珈琲を練りこんだ生地で外側をしっとりと焼き上げ、中にはコーヒーゼリー入りのミルクあんが入っているお菓子です。
バターやミルクの風味が、和風にも洋風の席にも、合う!
コーヒー好きで知られる小郡市出身の詩人・野田宇太郎氏にちなみ、「詩作の生活ではいつもコーヒーがそばにあっただろう」という思いを馳せて、試行錯誤の末、出来上がったのがこの「珈琲まんじゅう 傍ら」なのだそう。
コーヒーやお茶はもちろん、お酒にも合いそうな味わいに、ノスタルジックな光景が浮かんできそうです。
小郡市はため池が多く、かつては鴨猟が盛んでした。近年は、そんな地元の鴨の食文化を広める “鴨プロジェクト” が行われ、さまざまなお店で鴨を使った料理が登場するようになっています。
御菓子処やかべの「かもなか。」も、その1つ。
天然の真鴨の色(深緑と茶色)を抹茶餡とほうじ茶餡で表現しており、2種類の味が選べる最中です。今回は、ほうじ茶餡を選びました。
コロンと可愛らしい鴨の形の最中は、外側の生地は香ばしく良い香り。甘さ控えめの餡には、ほうじ茶のゼリーが練り込んであり、豊かな風味にお店のこだわりを感じます。
パッケージもかわいいので、ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。
御菓子処やかべの店内には、小郡の「七夕伝説」にちなんだお菓子も多く並んでいました。
昔ながらのお饅頭をカゴに入れて購入するスタイルで、普段のおやつ用にふらりと立ち寄りたくなるお店です。
「珈琲まんじゅう 傍ら」も「かもなか。」も、1個170円(税込)です。「珈琲まんじゅう 傍ら」は袋入り、箱入りの販売もあります。
〒838-0142 福岡県小郡市大板井1399-1