さまざまなエンタメとのコラボレーションを熱く展開し、「なにか常にきゅん!となること」に取り組んでいる自治体のひとつが、我らが佐賀県。
そんな佐賀県が、このたび世界的キャラクター「ゴジラ」を「かたち観光大使」に任命したというニュース!その理由は、「佐賀県の形がゴジラとほぼ同じかたちだから」。
ちなみに、基山町はゴジラの頭部あたりです。
そこで、編集部はゴジラにきゅん!となるべく、基山町を拠点に佐賀県内外のゴジラスポットを巡る期間限定の「ゴジラ旅」を企画。
意外にも、地域や企業の熱意と魅力を再発見する旅となりました。
まずは、2024年11月にすでに話題になっていた、嬉野市の岩屋川内ダム完成50周年記念「ゴジラ in 佐賀 ダムアートプロジェクト powered by ケルヒャー」。
岩屋川内ダムは、基山町から高速道路を使って1時間ほどの場所。ケルヒャー社の高圧洗浄機を使ってダム壁面の汚れを洗浄することで、巨大なゴジラが描き出されています。
ダム周辺には、このゴジラを一目見ようと多くの観光客が詰めかけており、ゴジラをバックに記念写真を撮る姿が後を絶ちませんでした。
ダム訪問の記念になるコレクターズアイテム「ダムカード」には、初めてゴジラバージョンも登場。当初準備されていた1,500枚は、わずか数日で配布終了になったとのこと。あまりの大人気ぶりに、2025年1月15日から新たなデザインで、ゴジラバージョンのダムカード3,000枚の配布が決定しています。
カードはなくなり次第終了ですが、岩屋川内ダムの見学スペースで1月26日まで配布される予定です。定番の岩屋川内ダムのカードも、配布されています。
この巨大ダムの壁面を高圧洗浄機できれいにしながら、迫力あるゴジラを浮かび上がらせたのは、ケルヒャー社専属チームの気力・体力・チーム力の結晶!
緑に囲まれた中での巨大なスケール感と繊細さのバランスが絶妙で、多くの人々を惹きつける理由がわかります。
ダムを照らす日差しと、ゴジラと、がんばったケルヒャー本社の精鋭チームに、きゅん!
佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内
佐賀市・佐賀県庁の新館にある展望ホールは、ゴジラとコラボレーションした驚きのフォトスポットになっています。ゴジラが「視察」にきて、窓から覗いているというシチュエーションなんだとか。
県庁のエレベーターから展望ホールにアクセスし、少し歩いて窓を見ると、ぬっと顔を出しているゴジラが。
気分は、ゴジラ映画で窓の外のゴジラと目が合って腰抜かして動けなくなるエキストラ。ここで、いろいろなポーズで記念撮影ができそうです。
同じフロアには、これまでのゴジラ作品のパネル展示も。ゴジラファンは過去の作品を思い出しながら、当時を振り返って脳内タイムスリップすることができます。
展望ホールへの入場は無料です。誰でも利用できるレストランもあり、眼下に広がる佐賀市を眺めながらランチもできますね。
さらに、佐賀県内のゴジラスポットを巡るなら、県内12か所のデジタルスタンプラリー「佐賀県防衛大作戦」もあります。スマホ片手に各スポットを訪れてスタンプを集めると、抽選で佐賀県の特産品やゴジラコラボ賞品が当たるイベントです。
基山町近郊の「頭部エリア」は、鳥栖市と吉野ヶ里町に指定のスポットがあります。
ゴジラが佐賀県庁にいるのも、デジタルスタンプラリーなどゴジラ関連のキャンペーンも、すべて2025年1月26日(日)までです。
佐賀県佐賀市城内1丁目1−59
さらに、基山町からほど近い、佐賀県のお隣・福岡県でも同時期に巨大ゴジラを発見!
朝倉郡筑前町・安の里公園の秋の風物詩「巨大わらかがし」(かがし=かかしの昔の呼び方)の2024年度のテーマが、「ゴジラ-1.0」なのです。
過去にもわらで、大仏やティラノサウルスなど制作してきた地元の皆さんによる、記念すべき10作目とのこと。全体のバランスや背びれの再現度など、美しささえ感じる完成度の高いゴジラです。
高さ約10メートルのゴジラのかかしは、過去最大級。「わらでつくった最も大きいフィクションのキャラクター像」として、ギネス世界記録にも認定されました。
そんなゴジラのいかついゴツゴツした背びれに、かわいいスズメたちがやってくる姿を見た日には、きゅん!が止まりません。
福岡県筑前町のゴジラは、2025年2月末まで展示予定です。公園には無料駐車場もあります。
福岡県朝倉郡筑前町松延60−5 筑前町安の里公園 ふれあいファーム
今回は、佐賀県「かたち観光大使 ゴジラ」の旅を通して、自治体や企業の情熱、観光拠点としての新しい魅力を存分に感じることができました。
佐賀県・福岡県のゴジラ巡りができるのは、2025年1月26日までの期間限定です。ゴジラを通して、地域の「きゅん!」を再発見してみてくださいね。