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基山町の夏の風物詩、二階寺で有田焼の風鈴と涼む

8月5日から25日まで、基山町の二階寺の本堂に300近い風鈴が飾られています。

二階寺では毎年8月のお盆の時期に、町内でも珍しい「寶声風鈴(ほうしょうふうりん)」といって、ご先祖への感謝や想いを風鈴の音色にのせて届ける催しが行われています。

涼しい山寺の空気が気持ちいい

寶声風鈴とは

彼岸(こちら側・私達)の者が彼岸(あちら側・ご先祖様)を想い祈ると極楽浄土で鳴り響くという、”鈴鐸(れいたく)”を模した風鈴に、ご先祖様へのメッセージを書いた短冊を掛け、願いを届けます。

二階寺パンフレットより

寶声風鈴の本堂の様子

山門をくぐって坂を登ると本堂

本堂を囲むように風鈴が揺れています

二階寺は天台宗の山寺。江戸時代に建立されたと伝えられ、大正時代に現在地に移転してきた、基山町宮浦のお寺です。

涼やかな風鈴の音色が絶えません

期間中は卒塔婆型の短冊にご先祖への想いを書いて風鈴に吊るすことで、その想いが届くようにお願いするんだとか。短冊は1枚500円で、どなたでも書くことができます。

風鈴はすべて有田焼、販売もされています

風鈴の音色と夏虫の鳴き声と…

本堂を風が吹き抜けます

ベンチに座ってのんびりと

訪れる日時にもよりますが、山寺ということもあり、本堂周辺は耳に優しい風鈴の音色と、その他には虫の鳴き声が時折聞こえるだけという”静かな”空間。

木々が茂っているので直射日光も当たらず、山風が吹き抜ける涼しい場所です。1人で訪れれば、時間を忘れて滞在できてしまいます。もちろん親子で遊びに来ても大丈夫。境内を元気に走り回るお子さんも、多いそうですよ!

寶声風鈴の期間中は日が落ちてから、本堂周辺のライトアップも実施されているとのこと。夜の風鈴、気になりますね!

敷地内の散策も

本堂の奥には、修行場である「養老の滝」や様々なお堂、石仏が並んでいます。山道を散策する気分でワクワクもしますが、自然がすぐそばにある山寺らしく、背筋が伸びる雰囲気も。

護摩堂前から素晴らしい展望

お隣の本福寺の五重塔も綺麗

8月は避暑に訪れるも良し、ご先祖供養に訪れるも良し…風鈴の音に癒される静謐なひとときが、二階寺にはありました。

場所ごあんない

二階寺

アクセス

17号線の城戸インターから車で10分ほど。山道を登って(途中エミューに会える場所も!)、本福寺の手前の山門を入れば駐車場があります。

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大字基山編集長 / フリーライター
福岡市出身の基山町在住、2児の母。
佐賀新聞で、鳥栖・基山地区の地域リポーターとして取材・執筆もしています。
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