大字基山編集部では、6月4日から6月10日までの期間で「新型コロナウイルスで変わった私たちの新しい暮らし方」をテーマにした、オンラインアンケート調査を行いました。
コロナウイルスはみんなの生活をどんな風に変えたのか?
みんなは自粛期間に家で何をしていたのか?
そこで知り得たオススメ情報なども結果報告として、2020年7月から全6回に分けて皆さんに公開していきます。
今回は、第2弾「失くなって困ったもの&意外と大丈夫だったもの編」です。
前回の第1弾、「新しくはじめたこと編」の記事はコチラ
新型コロナウイルスによって失って困った日常の中でも、もっとも多く挙げられたのが「遠出・旅行(18票)」。これは、回答者全体の約6割の人が選んでいました。
次いで「地域交流、地域のイベント(14票・48.3%)」「飲み会(13票・44.8%)」という回答が多く挙げられました。
逆に、1人も回答がなかった項目は、「判子による決済、承認」でした。
自粛期間がゴールデンウィークを挟んだこともあり、旅行やイベント、飲み会といった「娯楽」に関することが、失われて困ったものの上位を占める結果となったようです。
一方で、失くなっても意外と大丈夫だった日常。最も多かったのが、「対面での打ち合わせ、会議(11票・37.9%)」という回答でした。約4割の人が比較的スムーズに、変化に対応できたよう。
続いて「外食(10票・34.5%)」、「保護者会、保護者懇談会&特になし(8票・27.6%)」という結果。大丈夫だったものが「特になし」つまり、失くなったものはどれも必要なものばかりという人も、多かったようです。コロナ前の生活を惜しむ人は、やはり一定数います。
失くなっても大丈夫だったという「会議」や、3位タイだった「保護者会」、また全体の24.1%に当たる7人が挙げた「通勤」。さらに、「判子による決済、承認」が失くなっても困った人が1人もいなかったことから、新型コロナウイルスは私たちの働き方や意思決定・合意形成の方法に、大きな影響・変化を与えたことがわかります。
上記2つの質問で多かった回答TOP5をランキングにして、比べてみました。
比較してみると、「外食」がどちらの質問でも多く回答されていたことがわかります。
真意は分かりませんが、いずれにせよコロナウイルスによる緊急事態宣言の前と後で、私たちの暮らしにおける「外食」の在り方が変わってきていることは確かなようです。
また、失くなっても大丈夫だったものの上位にランクインした項目に関しては、これから少しずつ、新しい生活様式の中での在り方を皆で考えることになるかもしれません。すでにその動きは、始まっています。
新型コロナウイルスと付き合う暮らしが長くなるほど、これまでのライフスタイルの見直しが進むことになりそうです。
今回のアンケート結果でも明らかになったように、新型コロナウイルスは、今まで私たちにとって当たり前だった暮らし方を振り返るキッカケにもなっています。
失くなった「娯楽」、変わりつつある「働き方」、新しい「生活様式」…そんな大きな変化を迎えている、2020年の私たち。
変化に戸惑いながら受け入れつつ生活した自粛期間、そこで発見したさまざまな「おすすめ」について聞く項目も、今回実施したアンケートに盛り込んでいました。
次回は、回答者による「おすすめの映画&配信動画」について、報告していきます。
「新型コロナウイルスで変わった私たちの新しい暮らし方」アンケート調査概要
実施期間:2020年6月4日〜6月10日
場所:大字基山サイト上
回答者:国内在住の29名