毎年、春と秋にJR九州の駅をスタート・ゴール地点に開催されているウォーキングイベント「JR九州ウォーキング」。
基山町でも恒例行事として地域に根付きつつあり、当日は町内・町外から多くの参加者がコースを巡ります。
2021年秋は、11月20日土曜日に基山町での開催が決定。出発地点の基山駅から、紅葉が見頃を迎える大興善寺に向かい、さまざまなスポットに立ち寄りながら、折り返してくるコースです。
さらに今回は、そのウォーキングルート上にある園部エリアで、3つのマルシェイベントが同日開催されることが発表されています。すべて入場無料です。
紅葉が見頃を迎える古寺・大興善寺の大駐車場では、地元の産直品が並ぶ軽トラ市が予定されています。
朝9時半から14時の間、地元生産者たちが新鮮な野菜や果物、さまざまな加工食品や雑貨類を販売します。
なお大興善寺では、感染症対策に配慮して、夜の紅葉ライトアップイベントは行われません。秋の紅葉まつりは、11月6日(土)~12月5日(日)の期間となっており、11月上旬ですでに5割ほどが染まっているそう。例年より少し早めに、見頃を迎えることになりそうです。
大興善寺から少し下った場所にある園部の道沿いでは、第4回目となる「くつろぎマルシェ山麓基山」も。
まちづくり団体「地域活性化団体Tigiri」が企画するマルシェは、音楽あり、雑貨あり、飲食あり。広い空の下、田園風景に囲まれたおだやかな空間にはファンも多く、ウォーキング途中でのんびり過ごしていく参加者も多いのだとか。
当日は朝9時半から14時まで、やさしいポスターの雰囲気そのままの空間を楽しめます。
園部エリアの個性派産直ショップ「飾菜きの里 あすか」も、ウォーキングイベントには欠かせない立ち寄りスポット。真っ黄色の建物が目印です。
その駐車場では、当日限定で「農猟祭」が予定されています。
農猟祭は、朝10時にオープン。旬の農作物が販売されたり、フリーマーケット等も開店しますが、用意している商品が売れ切れ次第、終了です。
特別に、猪肉を使ったシシ丼やシシ汁など、11月の寒いシーズンにはありがたい暖かい食べ物も数量限定で登場するようです。週末限定で不定期販売されているイノシシバーガーは当日ありませんので、ご注意を。
基山駅のウォーキングコースは全部でおよそ11km。徒歩での所用時間の目安は、3時間ほどです。
マルシェそれぞれの主催者は、「点と点をつなぐ、面での地域の活性化、基山町の魅力発信を目指したい」と意気込み十分。ウォーキングの公式チェックポイント以外にも見どころたくさんの当日は、例年になく賑わうことになりそうです。
参加する際には、マスク着用や手指の消毒など、感染症対策に協力しましょう。