2023年11月から、「山小屋 菜花野」の敷地内に、「食支援、居場所づくり」を目的とした多世代交流サロンの森カフェ「森hug」がオープンしています。
森の中で焚き火を囲み、自然に癒されながらランチメニューを楽しめる、簡易的なグランピング体験ができる屋外のカフェです。
森カフェ「森hug」の営業日は、毎月第1第3木曜日のみ。完全予約制・参加費300円には森の整備協力金と食事代が含まれており、週替わりでお米を炊いたり、ホットサンドを焚き火で焼いたりする体験ができます。ドリンクは別料金です。
この破格とも言える参加料は2024年3月までの予定で、3月以降は開催曜日や料金が変わるそう。
お米が炊き上がるまで30分、焚き火を囲みながらおしゃべりしたり、ご飯が炊きあがるのをぼーっと待つのもよし!森遊びをしながら待つのもよし!
メスティンに用意されたお米の量は1合分。カレーはお代わりし放題で、お米1合は多い印象を受けますが、参加者全員がカレーと一緒に炊き立てご飯をすべてペロリと完食していました。
別料金のドリンクは、例えば食後に自家焙煎のコーヒーがあります。なんとその場で、生のコーヒー豆を煎って、完成したばかりの豆を挽いてコーヒーを淹れてもらえます。
焙煎したばかりの豆から淹れたコーヒーは雑味が少なく、すっきりとしたフレッシュな飲み心地。あたたかな焚き火のそばで、特別な一杯を楽しめます。
森の中のグランピング施設ということで、気になるのは、トイレ事情。
トイレは男女兼用で、テント式の簡易トイレが用意されています。用を足したあとは、「おがくず」を便器に中にいれます。トイレットペーパーも、土の中で分解されるそう。ナチュラルな体験が出来るのも、森カフェだからこそ!
電気もガスも水道も通っていない森の中のカフェで、焚き火に癒され、森カフェの美味しい料理とコーヒーに癒され、非日常の優雅なひとときをたっぷりと味わうことができました。
営業時間は11時から15時まで。森の中で過ごす4時間はあっという間です。
駐車場は5台ほど、JR基山駅から車で約5分
森hugは、佐賀県共同募金会「コロナ禍で行われる生活支援活動」の助成金事業です。駐車場から少し山を登るので、歩きやすく、多少汚れてもいい格好で参加しましょう。
完全予約制、人数制限があるため、必ず事前の問い合わせ・予約が必要です。Facebookのメッセンジャーから申し込みを受け付けています。