佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

4区の夏越祭り中止が決定、付近の大雨被害の様子

読者からメールで、「基山町4区の夏越祭りが中止になった」と連絡いただきました。情報提供ありがとうございます。

4区は基山町宮浦の山側のエリア一帯です。どうやら丸林地区のように住居が密集している場所が被災したわけではなく、土砂崩れの被害を受けた私有地や林道、農地など斜面に面した場所が点在するよう。

ありがたいことに、4区にお住いの読者から現地の写真を提供いただくことができました。今回は、個人宅の写真はプライバシー保護のため掲載対象から外しており、生活道路から確認できる被災現場が中心となっています。

大雨被災の様子

二階寺の駐車場、壁面が広範囲に崩れ落ちてます

二階寺にお話をうかがったところ、本堂こそ無事だったそうですが、境内のお滝場付近が土砂被害を受けたため、水がせき止められて溜まっていたり、流れが変わってしまっているそう。石仏が埋まったり、倒木によってお堂の1つが歪んでる…など、元どおりになるには時間がかかりそうです。

そもそもこの一帯は「林道」が多く、土砂崩れによって道が寸断されている場所が多いそう。被害の全貌が明らかになっていない場所もあり、例えばJR基山駅前にある青龍寺の「奥之院」には、まだ立ち入りができない状況が続いているんだとか。

多くの林道が土砂崩れや崩落のため立入禁止

同じく4区の本福寺にも被害が出ているらしいという情報も、寄せられています。

基山に登る山道は通行止め、ないし立ち入りを控えるよう、基山町役場が呼びかけています。山頂にある基肄城も同様です。

建築会社の資材置き場だったらしい場所…以前の姿がまったく分からない

宮浦インターをまっすぐ荒穂神社まで登るだけでも、左右あちこちにブルーシートが貼られていたり、山肌が大きく見えていたり。提供いただいた写真は被災後しばらくしてからのもので、大雨直後と比較するとかなり片付けは進んでいるそう。

被災された方の周辺では、まだまだ復旧作業が続いています。

あちこちの土砂被害に区の皆さんで対応に追われており、残念ながら「今年は祭りどころじゃない!」という結論が出たそう。2018年の夏越祭りは7月28日に開かれる予定でした。

4区の夏越祭り

夏越祭りは毎年、4区の住民たちによって開かれているお祭り。場所は荒穂神社境内の広場です。

毎年、子どもクラブのメンバーが作った灯籠が神社の階段を照らし出すなど、夜は幻想的な雰囲気!舞台で地元の方が歌を披露したり楽器を演奏したり…地域のお祭りらしい、手作り感あるアットホームな夏祭りです。

来年の夏はきっと、荒穂神社境内に祭りの楽しい賑わいが戻るはず!

梅雨明けして、全国的に猛暑が続いています。日中は体温を超える気温になることが多いようなので、屋外で作業される方は熱中症の対策をしっかり整えられてくださいね。

ボランティアの助けが必要な方は、最寄りの社会福祉協議会へ相談してみましょう。ボランティア活動に参加される方は、保険に入っておくと安心です。

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大字基山編集長 / フリーライター
福岡市出身の基山町在住、2児の母。
佐賀新聞で、鳥栖・基山地区の地域リポーターとして取材・執筆もしています。
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