2020年7月27日、佐賀県基山町で一例目となる新型コロナウイルス感染症の患者さんが、確認されています。公式発表によると、症状として咽頭炎、発熱、味覚異常が現れているとのこと。
また、鳥栖市や久留米市、筑紫野市、小郡市でも感染者の報告が少しずつ、出てきています。
体調不良はもとより、患者さんご本人とご家族の不安や焦燥感を想像するだけで、胸が痛みます。心よりお見舞い申し上げますとともに、皆さんの1日も早い回復をお祈りいたします。
なお、大字基山では今後も、町内および近郊の患者発生数等を定期的にアナウンスする予定はありません。
読者の皆さんがこれからもしっかりと感染症対策に取り組み、理性ある行動の参考にできるよう、最新情報とこれまでの記事をまとめてみました。
基山町では、基山町役場、町立学校、図書館、町民会館等の公的施設での入場等の徹底管理が行われています。15歳以下の濃厚接触者がいないため、小中学校等の公的施設の閉鎖等の予定はありません。
基山町役場では、出入りが正面玄関のみに制限され、来館者の手指のアルコール消毒や手首での検温が行われています。
全国的な新型コロナウイルス患者の増加を受けて、佐賀県は2020年7月29日に「県民の皆さまへのお願い」を更新しています。
首都圏との往来は、やむを得ない場合を除き、できるだけ自粛すること。県内でのイベント実施についても、リスク対応が求められています。
一方で、佐賀県は平日の県内旅行を呼びかける「佐賀支え愛平日宿泊運動」を8月上旬にスタート予定。県産品が当たるなど特典があるようなので、詳しい発表を待ちましょう。
現在は、割引クーポンなどでお得に旅行ができる「佐賀支え合い宿泊キャンペーン」が行われています。
記事には公開当時の情報も含まれていますが、関連リンク先などで最新の情報を入手できます。相談窓口などもご参考ください。
新型コロナウイルスは、私たち一人一人が大切にしてきた暮らしや交友関係の、物理的な距離を広げてしまいました。
これからも感染症対策として、「人と人の距離を保つ」ことが求められます。宅配やテイクアウト、インターネットサービスなどを使って、家で過ごす時間をより充実したものにしたり、離れて暮らす人とも楽しく交流できるような方法を探していきましょう。
佐賀県基山町近郊の暮らしを応援するローカルWEBメディアとして、大字基山もそのお手伝いができるよう、活動を続けていきたいと思っています。