※2020/2/17 一部に誤解を招く表現がありましたので、修正しました。ご迷惑おかけし、大変失礼いたしました。
2020年4月から本格的に、基山町内の保育園・幼稚園事情にさまざまな変化があります。以前から大字基山では保育園・幼稚園について詳細を取材してきましたが、2020年に迎える変革に合わせて、また改めて現地取材を進めていきます。
そこで春を迎える前に、現時点で基山町役場こども課に確認できた、大きな変更点をまとめました。
春から始まる、新しい町内子育て環境に関する取材記事をお楽しみに!
2020年4月から、新築の「基山っ子みらい館」内にお引越し。定員が230名に増えます。
基山っ子みらい館とは
基山っ子みらい館は、町の子育て支援を担う基幹的保育所としての機能を有する基山保育園に子育て世代が気軽に訪れることができる子育て交流広場を併設し、地域における子育て支援機能の充実を図り、もって総合的な子育て支援を推進することを目的として設置します。
「きやまっ子みらい館の利用及び運営について(案)」より
基山っ子みらい館は、基山町役場の横に建設中です。
たんぽぽ保育園は、2020年4月から「幼保連携型認定こども園 たんぽぽこども園」になります。こども園…そして幼保連携型になるので、幼稚園枠が新たにできます。なお、幼稚園児枠(1号認定)の園児募集は1月27日(月)から開始しています。
幼稚園児枠(1号認定)での入園に関する問い合わせは、直接、たんぽぽ保育園まで。
ちびはる保育園の系列園として、0~2歳児対象の小規模保育施設「Chibiharu ZERO-TWO(ちびはるゼロツー)」が4月に開園します。場所は10区。3号線から入ると広めの道路に面した角地にあり、アクセス良好です。
すでに入園希望者の受付は締め切られていますが、基山町こども課によると定員はまだ埋まっていないそうなので、関心のある方はこども課に問い合わせてみましょう。
これまで0~2歳児のみ認可対象の園でしたが、2020年4月から完全に認可外保育園になることが決定しています。そのため居住地や就労の有無を問わず、どなたでも、時期を問わず入園の相談ができるようになりました。
入園に関するお問い合わせは、直接、ころころ保育園まで。
2019年から始動した、私立の認可こども園です。大字基山では過去に、系列の福岡県筑紫野市原田にある系列保育園の取材を行なっています。
2020年度の幼稚園枠への入園希望は町外からも多かったそうで、願書受け付け日には熱心な保護者による行列ができたんだそう。すでに人気の園となっています。
2019年から、町内唯一となった私立幼稚園。新園舎が完成し、外観がガラリと変わっています。生まれ変わった見真幼稚園の取材は、これからです!
記事掲載は今春を予定しています。
最後に、「認可」「認可外」の違いについて、整理します。
認可保育園に入園できる児童は町内在住に限ります。申込先は「町役場」で、希望する園や必要書類等を提出します。希望する園に入れるかどうかは、各家庭の事情によってケースバイケース。新年度の園児募集は11月ごろですが、新年度以降も随時受け付けています。
一方、認可外の場合は園がすべて管理・運営しているので、希望する園に直接申し込みすることができます。住んでいる場所や就労・未就労など特に制限がないので、いつでも誰でも入園相談が可能です。
町内の保育園について、表にまとめてみました。
2歳までが認可で、3歳からは認可外となる園でも、役場で希望すれば認可保育園へ転園することができます。
幼稚園枠は以下のところがあります。さくらんぼ教室を含め、直接、運営する園への申込みとなります。
なお「こども園」の幼稚園枠について、知っておきたい情報をひとつ。
幼稚園枠(1号認定)は、未就労でもいつでも誰でも園に直接の入園相談が可能です。しかし、もしその後、就労するなどして認可保育園に移行したい場合、同じこども園内に移行できるとは限りません。
認可保育園は「町役場」に希望を出すので、各種状況によっては通っていた園と別の保育園となる可能性もあります。入園先を考える上で、しっかり認識しておきたいポイントです。